日劇賛歌


日劇賛歌に就いて

 「日劇賛歌」が初めて舞台で唄われたのは昭和38年日劇開場30周年記念「日劇秋のおどり」フィナ−レです、その後は昭和40年「日劇春のおどり」と昭和50年日劇ダンシングチ−ム創立40周年記念「日劇秋のおどり」の何れもフィナ-レで唄われて居ます、NDTが活躍して居た時代にはこの合計3回のみですが「三大おどり」の主題歌で繰り替えされて唄われたのはこの「日劇賛歌」だけと思います、題名は「日劇賛歌」と成っていますが歌詞の内容を見れば「NDT賛歌」であり、メロデ−も軽快で明るく宝塚の「すみれの花咲く頃」やSKDの「桜咲く国」にも負けない団歌だと思いますがNDT解散時には唄われなかったのは残念でした。

 NDT解散後この「日劇賛歌」の歌声が復活したのは平成18年「日劇2006-ビギン・ザ・ビギン-」の開幕と「レビュ−狂時代 2006」の開幕(メロデ−のみの演奏)です。


T:昭和38年日劇開場30周年記念
 「日劇秋のおどり」

「日劇賛歌」

 この「日劇賛歌」の音楽は当時「日劇秋のおどり」としてラジオ放送されたのを録音した物で之にはコマ-シャルが無いので多分NHKで日曜日昼間の番組として放送されこれを当時所有していたソニ-のオ-プンリールのレコ−ダで収録したものです、但し当時のテ−プは一巻一時間(実際の録音時間=68m34s)で有った為に最後の「日劇賛歌」は二番の最後のフレ−ズ(はてなく伸びゆく希望の日劇)が録音切れと成って仕舞いましたので一番の最後のフレ−ズ(靴音はず-む若さの日劇)を代替え編集してあります。

  「日劇賛歌」-藤井輝子(12)・馬場紀邦 (2m16s-345KB/wma)


第14景「日劇賛歌」フィナ−レの大合唱(昭和38年「日劇秋のおどり」一の替わりプロより)
前列左から英由美・高木翼・桜井節子・北秋昇平・和歌みつる・馬場紀邦・藤井輝子・金須宏・重山規子・(ゲスト:鹿内タカシ)・清水秀男・福田富子・羽鳥雅一・上条美佐保・向井十九・奈加英夫・川戸美代子・進藤和夫

  昭和38年のぺ−ジ



U:昭和40年「日劇春のおどり」


第12景「春光」グランドフィナ−レ(昭和40年「日劇春のおどり」一の替わりプロより)
金須宏・重山規子・清水秀男・(ゲスト:いしだあゆみ)・羽鳥雅一・藤井輝子・馬場紀邦・河本芳子

  昭和40年のぺ−ジ



V:昭和50年日劇ダンシングチ−ム創立40周年記念
  「日劇秋のおどり」
 此の公演では「日劇賛歌」に続き「日劇ブギブギ」が唄われて居た様です。


第11景「日劇賛歌」(昭和50年「日劇秋のおどり」一の替わりプロより)
西川純代・(前田美波里)・殿岡ハツエ

「日劇賛歌 日劇ブギブギ」レコ−ド発売の広告
 このレコ−ドの歌手西川三知代さんは西川純代さんの妹さんで「日劇レビュ−史」に依るとソノシ−トでも当時発売されて居た様です。


西川三知代 日劇讃歌 日劇ブギウギ NDT創立40周記念盤 
東宝,AT-4001,'?発売, 定価600円, 西川三知代&ザ・ヤング・ラバーズ


  昭和50年のぺ−ジ


W:「日劇2006-ビギン・ザ・ビギン」-(h18/02/14)

「日劇賛歌」
 劇場ライブ録音の為雑音で聴きずらい箇所が有ります、又この時に歌われた歌詞は一番と二番です(上記の歌詞参照)。

  「日劇賛歌」 (2m25s-370KB/wma)


佐藤真理子(30)

あぜち守(29)

鹿島とも子(28)

平野節子(19前)

天井健二(18)

須美杏子(12)

  注):須美杏子(12)さんは在団中は住節子さんの名前で出演されて居ました(8期生に須美汀子さんが居られた為か?)。


左より佐藤・鹿島・天井・須美・あぜち・平野


鹿島とも子(28)

平野節子(19前)

以上四画像は「日劇2006-ビギン・ザ・ビギン」DVDより

  「日劇2006-ビギン・ザ・ビギン」のぺ−ジ




X:「レビュ−狂時代 2006」-(h18/10/01)
 此のショ−では開演の前奏曲として宝塚の「スミレの花咲く頃」と共にメロデ−のみが流れました。


    初版-'07/12/01


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